プリクラにみる”デザイン思考”
先日、とても久しぶりに 「プリクラ」 を撮りました。
最近は「プリ」と略されていたりもするようですが、
実はこの呼び名は商標登録がそのまま定着したもの。
(引用はじめ)
厳密に『プリント倶楽部』とはアトラスの商標で1995年7月に発売したものを指す。
ただし普通名詞化した商標の一つであり、同様の機能を持つ他社製品も含めて
俗に「プリクラ」と呼ばれる。
プリント倶楽部及びプリクラは商標となっているため、
「プリントシール機」「写真シール機」等の呼称が適切である。
(引用おわり) 【参照:ウィキペディア】
今でこそ、当たり前にどこでもみかけるこの機械、
出始めの当初は自分の顔がシールになる、ということがものすごく画期的で
高校生たちが列をなして撮影していました。
初期の機械は映りもあまりよくなく、今のようなお絵かき機能も
もちろんありません。
それでも友達と交換したりするのが楽しみで友人とよく撮っていたのを
覚えています。
裏ワザなども流行したりして、「裏フレーム」を出せるかどうか、
など違った楽しみ方もありました。
*
最近の機械に感じることは、まず撮影環境がとてつもなく整備されている
ということです。
広さとしては1坪強くらいは十分にあるでしょうか。
撮影に使うスペースは階段があったり、背景を変更できたり
場面設定をして楽しむことができます。
また、お客の回転効率を考慮し、ラクガキのスペースが別立てに
なっている点も、最近のプリ機の大きな特徴と言えると思います。
そして私が一番強く感じたことは
自由に書き込める「ラクガキ機能」はデザイン思考をかき立てる
ということです。
時間制限が機械によってどれくらいの差があるのかはわかりませんが、
先日撮影した機械では2分(120秒)でした。
その日、選んだ写真は6枚あったので
単純計算すると作業時間は1枚あたり20秒。
2人で作業分担してもわずか40秒。
(この機械はちょっと短いかも知れません)
この限られた時間内で、撮影した写真に装飾を施したり
メッセージやコメントを書き込んだりしていくわけですが、
これは思いの外、計算と想像力が必要な作業です。
久しぶりだったからかもしれませんが、ちょっと苦労しました。(汗)
*
プリクラだから云々ということではなく、
真面目な話、1枚の写真を見て、手元にあるツールを選び、
そこからオリジナリティを出しながら、ある種の作品に仕上げていく
という工程をそこには見出すことができます。
ツールとしてのスタンプやペンの種類も相当数あります。
太さや大きさを変化させたら、組み合わせの総数はちょっと想像できません。
それらのツールから、自分に最適なものを瞬時に選び取って、
画面上に落とし込んでいくのです。
これは大きな意味での「デザイン思考」「デザイン力」が
必要になるのはないでしょうか。
もっと言うなれば、そういったクリエイティブな思考が
この一連の作業によって自然と構築されていく、と
解釈できるように思えます。
あくまでも主観ですが、この機械をそういう視点でとらえると
また違ったものが見えてくるように思うのです。
まさに遊びの中で想像力をかき立て、それらを駆使するツール。
そんな印象を受けました。
*
プリクラに限らず、このような多種の機器の進化が
今後どうなってゆくのかは未知数ですが、捉え方によっては
クリエイティブな感性を高めるアーキテクチャとして
発展し得る可能性をも秘めているのではないか、
そんな風にも感じる今日この頃です。
最近は「プリ」と略されていたりもするようですが、
実はこの呼び名は商標登録がそのまま定着したもの。
(引用はじめ)
厳密に『プリント倶楽部』とはアトラスの商標で1995年7月に発売したものを指す。
ただし普通名詞化した商標の一つであり、同様の機能を持つ他社製品も含めて
俗に「プリクラ」と呼ばれる。
プリント倶楽部及びプリクラは商標となっているため、
「プリントシール機」「写真シール機」等の呼称が適切である。
(引用おわり) 【参照:ウィキペディア】
今でこそ、当たり前にどこでもみかけるこの機械、
出始めの当初は自分の顔がシールになる、ということがものすごく画期的で
高校生たちが列をなして撮影していました。
初期の機械は映りもあまりよくなく、今のようなお絵かき機能も
もちろんありません。
それでも友達と交換したりするのが楽しみで友人とよく撮っていたのを
覚えています。
裏ワザなども流行したりして、「裏フレーム」を出せるかどうか、
など違った楽しみ方もありました。
*
最近の機械に感じることは、まず撮影環境がとてつもなく整備されている
ということです。
広さとしては1坪強くらいは十分にあるでしょうか。
撮影に使うスペースは階段があったり、背景を変更できたり
場面設定をして楽しむことができます。
また、お客の回転効率を考慮し、ラクガキのスペースが別立てに
なっている点も、最近のプリ機の大きな特徴と言えると思います。
そして私が一番強く感じたことは
自由に書き込める「ラクガキ機能」はデザイン思考をかき立てる
ということです。
時間制限が機械によってどれくらいの差があるのかはわかりませんが、
先日撮影した機械では2分(120秒)でした。
その日、選んだ写真は6枚あったので
単純計算すると作業時間は1枚あたり20秒。
2人で作業分担してもわずか40秒。
(この機械はちょっと短いかも知れません)
この限られた時間内で、撮影した写真に装飾を施したり
メッセージやコメントを書き込んだりしていくわけですが、
これは思いの外、計算と想像力が必要な作業です。
久しぶりだったからかもしれませんが、ちょっと苦労しました。(汗)
*
プリクラだから云々ということではなく、
真面目な話、1枚の写真を見て、手元にあるツールを選び、
そこからオリジナリティを出しながら、ある種の作品に仕上げていく
という工程をそこには見出すことができます。
ツールとしてのスタンプやペンの種類も相当数あります。
太さや大きさを変化させたら、組み合わせの総数はちょっと想像できません。
それらのツールから、自分に最適なものを瞬時に選び取って、
画面上に落とし込んでいくのです。
これは大きな意味での「デザイン思考」「デザイン力」が
必要になるのはないでしょうか。
もっと言うなれば、そういったクリエイティブな思考が
この一連の作業によって自然と構築されていく、と
解釈できるように思えます。
あくまでも主観ですが、この機械をそういう視点でとらえると
また違ったものが見えてくるように思うのです。
まさに遊びの中で想像力をかき立て、それらを駆使するツール。
そんな印象を受けました。
*
プリクラに限らず、このような多種の機器の進化が
今後どうなってゆくのかは未知数ですが、捉え方によっては
クリエイティブな感性を高めるアーキテクチャとして
発展し得る可能性をも秘めているのではないか、
そんな風にも感じる今日この頃です。
- 関連記事
- ”普通”を疑え!〜自分のカラダと向き合う
- 雨の日と月曜日は ・・・
- プリクラにみる”デザイン思考”
- ロマネスコなる野菜
- 輝ける 雲の彼方に・・・
コメントの投稿
職人芸
一種のコンピューターグラフィックですよね…簡単にレイアウトが出来てしまう…カラー変更に拡大に縮小!凄い!
デザインの現場もいまは殆どコンピューターです…一昔前は線を一本ひくにも烏口やロットリングを使い、文字は写植屋さんに細かい指示設定をしたりと大変でした…
でも今はクリック一つ!便利になりました…
でも職人芸的な美しいカタチを烏口で引ける人が減ってしまいました…
少し寂しいです…
デザインの現場もいまは殆どコンピューターです…一昔前は線を一本ひくにも烏口やロットリングを使い、文字は写植屋さんに細かい指示設定をしたりと大変でした…
でも今はクリック一つ!便利になりました…
でも職人芸的な美しいカタチを烏口で引ける人が減ってしまいました…
少し寂しいです…
コンピュータが生み出す芸術
時代は変わり手作業で行うものは本当に少なくなりましたね。
誰でも気軽に手軽にできるということが特徴ではないかと思います。
手作業から機械作業へシフトしていったことにより、
量的生産性は格段に増加しました。
もちろん、その職人芸が失われていくことは寂しいですが、
逆に希少価値が高まっていくこともあるでしょうね。
それにしても烏口は本当に難しいですね…。
誰でも気軽に手軽にできるということが特徴ではないかと思います。
手作業から機械作業へシフトしていったことにより、
量的生産性は格段に増加しました。
もちろん、その職人芸が失われていくことは寂しいですが、
逆に希少価値が高まっていくこともあるでしょうね。
それにしても烏口は本当に難しいですね…。
